本に書いてあること(余白、揃える、強弱など)を、実際のチラシなどの色々なデザインを見て「このデザインのどこにその基礎が取り入れられているか」を分析・照らし合わせてみるのがおすすめです。見えない線や余白のルールを見つける練習になります。
デザインの勉強を始めると、まずは『なるほどデザイン』や『デザインの基本』といった、いわゆる「基礎の本」を手に取ります。これらの本ですね!
▼なるほどデザイン
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▼ノンデザイナーズ・デザインブック
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▼デザイン入門教室[特別講義]
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「余白をあける」「揃える」「強弱をつける」……。
本を読んでいるときは「ふむふむ、なるほど!」と納得するんです。
でも、いざ自分でパソコンに向かってチラシやバナーを作ってみると、なぜか素人っぽさが抜けない。
本に書いてある通りにやっているつもりなのに、何かが違う。
実は、基礎本に書いてあるのはあくまで「理屈」だけ。
それを自分の「スキル」に変えるには、もう一歩踏み込んだステップが必要なんです。
基礎本の本当の活用法。
それは、「世の中にある実際のデザインを見て、本のルールがどこに取り入れられているか分析すること」です。
プロが作ったチラシには、必ず「見えない線」や「意図的な余白」が存在します。
それを見つける練習をするんですね。
プロのデザインを分析するとき、特に意識してほしいポイントが3つあります。
これは、わたしが添削をしていて最も多くチェックを入れる部分です。
1. 「余白」がキツキツ問題
初心者のデザインで圧倒的に多いのが、余白の少なさです。
例えば、四角い枠の中に文字を入れるとき。枠の端っこギリギリまで文字を置いていませんか?
プロのデザインをよく見てください。驚くほどゆったりと余白を取っています。
この「余白の心地よさ」を、本の内容と照らし合わせて「あ、このチラシもこれだけ開けてるんだ!」と確認してみてください。
2. 「強弱」に差がない問題
「目立たせたい文字は大きく」と本には書いてあります。
でも、初心者の強弱は「ちょっと大きい」くらいで止まってしまいがち。プロの強弱はもっと大胆です。
日付はドカンと大きく、曜日は極端に小さく。この「大胆な差」こそが、デザインのメリハリを生んでいます。
3. 「見えない線」が揃っていない問題
バラバラに配置されているように見えるデザインでも、補助線を引いてみると、実はピシッと端っこが揃っています。
「こことここの端っこ、実は揃ってるんだ!」という“隠れたルール”を見つけるパズルだと思って、チラシを眺めてみてください。
パソコンを触れない時間こそ「最強の修行時間」
「子供が起きていて、なかなかパソコンが開けないんです」というママさんも多いですよね。
実は、この「分析トレーニング」こそ、パソコンを触れない時間にピッタリなんです!
ポストに入ったチラシ、スーパーのPOP、雑誌の広告。 これらを手にとって、本を横に置きながら「このデザインの整列はどこかな?」「余白はどう取ってるかな?」と眺めるだけ。
これだけで、あなたの「デザインを見る目」は劇的に養われます。
理屈を理屈のままにせず、実際の実例と「答え合わせ」をすること、これが上達への最短ルートです。